どうなる地名のアクセント
群馬県の県庁所在地である「前橋市」。私はいままで、「中高アクセント」で発音してきました。
ところが…。
先日テレビ番組を見ていたら、地元では「平板アクセント」で発音するのだというではありませんか。画面に出ていたオジサンは“テレビの読み方はおかしい”とお怒りのご様子でした。
中部日本の中核都市・名古屋。こちらも何の疑いもなく「頭高アクセント」で発音してきましたが、地元では「平板アクセント」なのだと言います。
沖縄においても、「嘉手納」「普天間」「北谷」と言った地名が、全国ニュースではそれぞれ「頭高」「中高」「頭高」のアクセントで読まれることが多いですね。地元では3つとも「平板アクセント」で読みます。これにはずっと違和感を持っています。
しかし、今の状況が続いていくと、おそらくもう全国的には今(全国のニュースで)使われているアクセントが定着していくでしょう。
ひょっとすると沖縄の(民放で)読まれるニュースでのアクセントと、全国のニュースのアクセントが違うまま両立していくことになるかもしれません。
人名も同じです。
違和感があっても“多数決”で、「使われることも多い」アクセントが定着していくのは避けられないかもしれません。
難しいところです。
2023-04-08 | Posted in Uncategorized | No Comments »
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